なちゅとのお別れで、無くなったものがあります。
それは「恐れ」の気持ち。
なちゅは小さなころから身体が弱かったので、色々
と不安なことが多かったように思います。
あの子を失う恐怖は、あの子が一緒に持って行って
くれました。
そして、曇りが取れた目には、心やさしい人々からの
温かい心遣いがよく見えるようになりました。
犬好きの人はもちろん、犬が苦手という人も、心から
なちゅの死を悼んでくれました。
私がちょっと苦手かもと思っていた人ですらそうでした。
心に壁を作っていたのは、私自身でした。
なちゅは私の悪いところを持って行ってくれたんだね。
最期まで、迷惑かけちゃったね。
あなたを抱きしめられないのは、ものすごく寂しいけれど、
やさしさに包まれているということが分かったよ。
本当にありがとう。
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